「自分は想像力が足りない」とお悩みの方へ

本当にギリギリに差し迫らないと危機感を感じない自分の想像力の悪さにびっくりする。例えるなら目が悪すぎて「あれ?このオレンジ色の何?」って目を一生懸命細めて顔をすげぇ近づけてみたらそれが火だって気づく頃にはもう火傷してたみたいな

http://twitter.com/fta7/status/19542574050058240

とかって思ってる人は僕以外にも少なくないと思うんだけれども、
その日一日色々考えてみて、
「うーむ、そもそも、映像として頭に何か思い浮かべられるかどうかだけが想像力じゃないんじゃね?」
って発想をひらめいたらわりと楽になったのでちょっとその考え方をシェアしたくなった。

何も、頭にありありと映像を思い浮かべるのだけが想像力じゃない。楽しみにしてる状況をぞくぞくっと肌感覚で想像するのが得意な人もいれば、声とか音とかで再現するのが得意な人もいるだろう。気分を再現するのに匂いを使う人もいる。自分の得意な感覚器官を使った想像力を鍛えたらいいんだと思う

http://twitter.com/fta7/status/19738491143331840#

例えば寝る前にぜひお試し頂きたいことがある。
目をつぶってなんかしらの情景を想像してみるんだけど、
その時、映像で何かをイメージするんじゃなくて、
まずは音や声を想像するところから始めてみるとか、
匂いからイメージしてみるとか、
あるいは感情から想像してみるとか、
肌触りから始めてみるとか、
とにかく「映像」にこだわらず何かをイメージしてみる、
ってことをやってみる。
すると、意外と音の方が鮮明にイメージしやすかったりとかして、
それがイメージできると、それに伴って克明な映像の方があとから広がってきたりする。
得意な感覚器官を使ったイメージを最初に持ってくると、
そこからより鮮明に色々な感覚器官を使ったイメージを広げやすいらしい。