あなたその「欲望」って誰からもらいましたか?

結構昔に買ったジャック・ラカンの入門書をひさびさ読み返してみて、改めて色々と考えさせられたのでそれをつらつらツイートしてみました。

かなーり前に買って面白かったジャック・ラカンていう精神分析家の入門書 http://amzn.to/gMeART 再読中。斎藤環って人が書いた入門書で、ラカンって人は表現が超難解なんだけど、斉藤環さんのこの本はとても読みやすくておすすめ。

http://twitter.com/fta7/status/18919740642697216#

読書メモ:なるほど。欲求は身体にプリセットされているもので、欲望は学習するもの。この違いはわりと重要で、「欲求」は自分のものだけど、「欲望」は自分のものかと思いきや、他人から押し付けられたものかもしれないということ

http://twitter.com/fta7/status/18922905932931072#

読書メモ2:欲望は、つまるところ「人が欲しいって言ってるから自分も欲しい」ってこと。他人がいないとなりたたない。だから、対人関係が薄いと欲望も薄い。欲望を学習する機会が少ないから。

http://twitter.com/fta7/status/18927789809868800#

読書メモ3:でも他人に与えられ、それを手に入れても待っているのは空虚さと新たな欲望で、、、というのが「欲望」の実態ならば、実は欲望の薄い状態こそ、人間として正常なんじゃないの、という考え方はわりと面白い

http://twitter.com/fta7/status/18928611650174976#

「コミュニケーションのネットワークが発達してみて、初めて分かったこと。それは、コミュニケーションだけで満たされてしまう人たちが大量に存在するという事実だ」 ドキッとした

http://twitter.com/fta7/status/18930242097774592#